英語勉強法<016>
イムランです!
実は今、『英語を勉強している人の立場』を真に理解するために、いくつかの習い事をしています。
ビジネスでは会社員にしろ、起業家にしろ、「相手の立場に立って考えろ」と言われますよね。
私も今までそうしているつもりでしたが、実際に習い事をしてみると、
「相手の立場に立つ」ということを真にできていなかったということが分かりました。
何を習い始めたかと言うと、フラメンコです。
色々と学びがあったのですが、今日はそのうちの一つをシェアさせていただきます。
その学びとは、「各エクササイズをやる意味を理解すること」。
先生としてやることは各エクササイズの意味をしっかりと説明することなのですが、ここではみなさんに学ぶ立場でのお話をさせていただきます。
なぜなら、説明しない先生の方が圧倒的に多いので、説明してくれる先生を探していたら、
いつになるかわからないからです。
そして、説明をしてくれる先生を探すよりも、生徒さん自身が自分で各エクササイズの意味を理解または意味付けができるようになれば話は早いのです。
以前勤めていた英会話スクールである先生のクラスについてこんなことを言っていた生徒さんがいました。
「あの先生のクラスではいつも自己紹介しなきゃいけないから面倒くさい。」
確かに毎回自己紹介は面倒に感じるかもしれないのですが、
私が気になったのは、その人は次回私の授業で自己紹介した時に、自己紹介が100%はできていなかったということです。
現在形と進行形を間違えていたり、冠詞が抜けていたり…
別に間違えていることが悪いわけではありません。
ただ、もしその人が毎回の自己紹介を自分の自己紹介の良い練習として考えていたら、
毎回少しずつよくなっていったと思うんですよね。
10回目ぐらいでは発音まですごく綺麗に言えているとか。
でも、10回やっても毎回面倒だな~と思ってやってるので、毎回よくなっていくということはないですよね、残念ながら。
僕がいつも意識の話をするのは、「意識」というのは何の努力もしなくても、
時間をかけなくても、ちょっと変えるだけで、その先にある結果が180度違うことがあるからです。
この場合も先にある結果の違いは明らかですよね。
なので、「こんなことして何の意味があるんだろう?」ではなく、
「このエクササイズはどう役立つのかな?」と考えながらレッスンを受けてみてください。
では!
イムラン