英語勉強法

英語勉強法<011>

イムランです!

良い勉強法が分かったら、とりあえずやってみる!そして効果を測定する!
英語の勉強はこれが鉄則です。

「やってみる!」というところは、大体の方が大丈夫でしょう。
今回気をつけていただきたいのは、「効果を測定する!」というところです。

今まで英語を教えてきて、何千人も見てきて分かったことがあります。

それは…生徒さんがレッスンとして喜ぶものと実際に英語が上達するレッスンはけっこう違う、ということです。

英語の勉強の目的は「話せるようになること」のはずですよね。
でも、「話せるようになる」よりも、「なんか勉強になった!」と思った時の方が実は満足感で高いという
ことが多いです。


「またまた、イムランさん、そんなことあるわけないじゃないですか~」という声が聞こえてきそうですが、
実はそんなこと「大あり!」なんです。

色々と例はあるのですが、今日はそのうちの一つをシェアしたいと思います。

「今度の休みはどこかに行くんですか?」と「へえ~沖縄行くんですか?楽しそうですね。私も行って沖縄行きたいな~」って英語で大体なんて言うか分かりますよね。
でも、実際に英会話のレッスンや外国人と会った際に自分から、「今度の休みはどこかに行くんですか?」って聞いたことはほとんどないですよね。
先生に、「他の生徒さんに聞いてみてください」と言われて、初めて聞いたり、先生に「私に聞いてください。」と言われて初めて聞いてみるんですよね。
自発的に聞くことはほとんどありません。

でも英語というのは、自発的に言える(話せる)ようになって初めてコミュニケーションとして成り立つものです。
だから、「自発性」を向上させるのは英語のレッスンにおいてはとても重要なことだと私は思っています。
こういった知っている英語表現でも、使っていないなら、実際に使わないと意味がないという観点から教えることが多いです。

実際に使ってみた場合、どういう会話の流れになるのかを理解するのも重要なので、
こういった簡単な会話の練習をしてもらうことも多いです。そして実際にこういう会話の練習をすると分かるのが、誰も「コメントしない」ことです。

実際に生徒さんに「今度の休みはどこかに行くんですか?」と聞いてみてもらうと、相手が
答えた後に質問した人が言う言葉は、大抵一言です。例えば「Oh, that’s nice.」。それ
以上はほとんど出てきません。「へえ、沖縄行くんですか?楽しそうですね。私も行って
沖縄行きたいな~」なんて、誰も言ってくれないんです。当然、そこで会話が終わるので、
もう少しコメントしてくださいとお願いしたり、もう少し質問してください、と言って初めて会話が続きます。

つまり、「先生の手助けがないと話せない」状況なんですね。
なので、私としては、「先生の手助けがなくても話せる」という状況にしたいので、
会話の練習を中心としたレッスンをよくやります。

こう説明されると、確かにこの会話の練習を中心としたレッスンが良いというのが分かると思います。
でも、この説明がないと、「何も新しいことを習わなかった」と思ってしまう方がとても多いです。
だから、満足感は実はあまり高くない。

で、今まで知らなかった表現などを教えるとどうかと言うと、考えてみるとほとんど使う機会がないのに、今まで知らなかった表現を習うと、ほとんどの方が大満足なんです。

例をいくつかご紹介しましょう。

例えば、Tell me about it.という表現。直訳すると、「それについて教えてください。」
という意味ですが、本当の意味は「そんなこと言われなくても分かってるよ。」です。

「え?なんで???」と思う方が多いのですが、実はこの表現、頭に「You don’t have to」が付くのですが、その部分が省略されているのです。
前半部分を省略して、「Tell me about it.」という決まり文句なんです。

こういう表現を10個教えたとしましょう。今まで知らなかった表現を10個も学べた!とけっこう「学んだ感」がありますよね。

でも、よく考えてみてください。例えば、Tell me about it.という表現、どれくらい頻繁に使いますかね?それほど頻繁には使いませんね。
また、自分から使うということもあまり無さそうですよね。つまり、使う確率がとても少ない表現なので、習ってもなかなか使えない。
でも、「この表現知らないと勘違いしちゃいますよ!」なんて言われた日には
すごく重要な表現だと思っちゃいますよね。

それと比べ、「今度の休みはどこかに行くんですか?」はすごく使えますね。
でも、この表現で会話の練習をするよりも、使う確率が低いけど、今まで知らなかった表現を学んだ方が、満足感が高いのです。

「うわ~イムランって理屈っぽ~い」と思う方もいるかもしれませんが、これは理屈ではなく、かなり現実的なお話です。
実際に私は何度もこれを試しました。なので、理屈というよりも現実そのままです。

たくさん勉強しているのに話せない!と感じている方はもしかすると、このようによく使う表現ではなく、
あまり使わない表現を勉強しすぎている可能性もあるので、ご注意ください!

で、最初に言った「勉強の効果を測定する」ですが、これは「話せるようになっているかどうか」という基準で考えるようにしてください。

勉強法は何でもとりあえずやってみて、実際に「話せるようになっているかどうか」を考えて、話せるようになっていれば続けて、話せるようになっていなければ止めるという
のが一番確かです。

当たり前と言えば当たり前のことですが、実際にこれをやっている人はめちゃくちゃ少ないです。
繰り返しになりますが、ほとんどの人は、「今まで知らなかった表現(こと)を学んだかどうか」が基準になっています。その点に是非気をつけてください!

それではまた。

イムラン